水場での作法
1.柄杓を右手で持ち、水を汲みます。 |
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2.右手に持つ柄杓から左手に水を注ぎ、掌を洗い浄めます。 | |||||||||||||
3.柄杓を左手に持ち替え、右手に水を注ぎ、掌を洗い浄めます。 |
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4.再度、柄杓を右手に持ち替え、左手に水を溜めます。 | ||||||||||||||
5.左手に溜めた水で口をゆすぎ浄めます。 |
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6.柄杓の柄を両手で持ち、柄杓を立てながら残りの水で柄杓の柄を流し洗いします。 | ||||||||||||||
7.柄杓を元の場所に戻し、自分の手拭で手の水滴を拭います。 |
その他の留意点
- 柄杓には 口に直接触れないようにしてください。 → 後に使われる参拝者の方のためにも、清潔第一です。又、どんな方々が先に使用したのか?も不明なのです。貴方自身の健康を護るためにも、口で直接触れないようにしてください。
- 柄杓の残り水は水の落とし場に流してください。水溜めに戻さないようにしてください。
- 飲み水に適さない水場もあります。飲料の適・不適を確認するように心掛けてください。
- 手拭がお接待されていますが、ご自分の手拭で手や口の水滴を拭うようにしてください。清潔第一です。
- 柄杓が乱雑に置かれている場合、感謝の気持で整えましょう。御自分のこころも少しだけ浄らかになりますし、後に続かれる参拝者のこころも きっと穏やかでしょう。
- 外見や遍路装束などで先達らしき様相をしていたとしても、作法やマナー等を全く理解せず、外面だけが先達風の方々も多く存在していますので留意してください。
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